千葉県いすみ市/ブラウンズフィールド 中島デコ

中島デコ

千葉県いすみ市/ブラウンズフィールド

のばす学科 農飲食学類

マクロビオティック料理家。東京生まれ、4人姉妹の長女。 16歳でマクロビオティック(以下:マクロビ)と出会う。24歳、結婚を機に マクロビの道へ進むことを決意し、 『リマクッキングスクール』で学び、師範科を卒業する。3人の子どもを授かった後、結婚生活に終止符を打ち、子連れで渡米。Kushi Instituteにて、アシステントをして経験を積む。1986年から自宅のキッチンを使っての料理教室『ワンダーマミー』を開く。写真家エバレット・ブラウンと2度目の結婚後、2人の子どもに恵まれ、2男3女の5人の子どもを育てあげる。このような経験に基づく料理指導が、多くの母親たちの支持と共感を得る。
1999年、家族で千葉県いすみ市に移住。田畑付き古民家スペース「ブラウンズフィールド」を設け、世界各国から集まる若者たちとともに、持続可能な自給的生活をめざす。
子育てをしながら、たくさんの研修生やスタッフと共に住みつつ、ブラウンズフィールド内に、カフェ「ライステラス」、イベント宿泊スペース「サグラダコミンカ」、ナチュラルオーベルジュ「慈慈の邸」、ナチュラルストア「アサナ」をオープン。
2016年出版部門BF Books を立ち上げ、2017年『ブラウンズフィールドの丸いテーブル』を出版。現在、国内外で、講演会やマクロビオティック料理講師として活躍中。
料理本やエッセイ等、著書多数。

プロフィール

“食”を心から楽しむマクロビオティックとの出会い

マクロビオティック料理研究家として、自給自足の生活を楽しんでいる中島デコさん。デコさんの暮らす『ブラウンズフィールド』は、緑に囲まれた心地よい空気が流れています。海も里山も近く、人との距離も近い。 なぜデコさんは、マクロビに興味をもったのか?なぜ千葉県いすみ市に移住し、自給自足の暮らしを楽しむ ようになったのか?デコさんのライフストーリーをお伺いしました。

マクロビオティック”玄米おはぎ”に衝撃をうけた

初めてマクロビに出会ったのは、演劇に興味のあった学生時代。「こんなおいしいものがあるのか!」と、 マクロビの”砂糖を使わない玄米おはぎ”に衝撃をうけたのが16歳の頃だった。「はじめは、うわぁマクロビって宗教みた い…って思ったの(笑)」とデコさんはいう。”玄米おはぎ”をくれた演劇青年の影響で、すっかりマクロビ に魅了され、プロポーズを機に24歳でマクロビの道へ進むことを決意。マクロビオティックの老舗『リマクッキングスクール』でマクロビを学びながら、3人の子どもにも恵まれた。

米国で“食”を心から楽しむマクロビとの出会い

3人の子どもにも恵まれた頃、結婚生活に終止符を打つことになった。そんなときに浮かんできたのが、マクロビムーブメントを巻き起こした久司道夫氏の本拠地”クシインスティテュート”のことだったという。秘書宛 に手紙を出すと、アシスタントとして、子連れでの渡米を快く受け入れてくれた。米国では、”食”を心から 楽しむマクロビに出会い、今のデコさんの考えを深めるきっかけになったと振り返る。帰国後は、『リマクッキングスクール』の師範科を卒業した後に始めていた、下北沢の自宅での料理教室『ワンダーマミー』に本腰を入れた。「はじめは誰も来なかったの(笑)。でも、続けていくうちに人が増えていって…!」と、週3回のコース制になるまでファンは増えていった。このとき、マクロビ以外にも熱心に活動していたのが、自主保育グループ『原宿おひさまの会』と、出産(自然分娩)へのこだわりだった。そんなある日、友人のホームパーティーで写真家のエバレット・ブラウンと出会う…。

千葉へ移住『ブラウンズフィールド』の誕生

写真家のエバレット・ブラウンとすぐに意気投合し、結婚。充実した日々を送っていたが、どこか東京での生活に限界を感じていた…。そんなとき、友人の紹介で訪れたのが、この千葉県いすみ市だった。

東京って、オーガニックの小松菜が250円とかするじゃない?せめて自分で種を蒔いて、小松菜くらい育ててみたい!って思っていた頃だったの。千葉って全然魅力に感じてなかったんだけど、行ってみたら里山がすごく綺麗で、偶然父親のお墓の近くだったこともあって、呼ばれたのかな〜と思って即決だった。

もともと竹やぶだったところを切り開くところから始めたこの農園を、2000年に『ブラウンズフィールド』 と名づけた。

だんだんと私のエッセイや料理本を読んで来る人や、ふらっと見学に来ました~!みたいな人が多くなってきた から『もっとオープンな場にしよう!』って、カフェや泊まれる場所を作ってみたの。

今では、農担当やカフェ担当など、10人くらいがここ『ブラウンズフィールド』に暮らしているのだそう。古民家を改修して作った『サグラダコミンカ』に『ライステラス・カフェ』『ツリーハウス』『コテージ』『ティピ』『慈慈の邸』、ナチュラルフードショップ『アサナ』。畑や田んぼの 広がる広い敷地にはデコさんの”好き”がいっぱい詰まっている。旬の食材を収穫し、加工して調味料を作る。このように、『地域と生活と食』を楽しみながら、“持続可能” な丁寧な暮らしを送るデコさんのライフスタイルに憧れる人はとても多い。

森の中の暮らしの手帖

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2017.11.30 START