明るく、楽しい!地球共存型農業学

情報更新日:2019/05/03

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土壌論〜地球から借りたものは、できるだけ還す

今回は中山さんが実践する「地球共存型農業」の中でも一番の要となる、農地の捉え方、土壌のあり方を紐解いていきます。
新規就農して今年で13年目。現在約1.6haの農地は、元々は10年以上の耕作放棄地でした。中山さんはそんな土地を「宝の山」と呼びます。その土地の成り立ち、土壌の特徴に合わせ、日々観察・実験を繰り返しながら、何も加えず、何も引かず、農作物本来の味を引き出し、最良の成果を生み出す農業を営んでいます。
自然と共生することにより「土壌に合わせてシンプルにやれば、結果もシンプルに現れる」ことをこれまでの経験で実感する中山さんの土壌論は、これから就農を考えている人、就農して農法を模索している人は必読です。

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中山智文
長野県上伊那郡南箕輪村/momoGファーム代表

1971年生まれ、埼玉県出身。高校卒業後、自動車整備の専門学校を経て、自動車メーカーに就職。就職後、整備だけでなく自動車の販売にも携わる。その後再び、整備のしごとを通じ「日本だけでなく広く地球を見て、地球人としてどこでも生きていけるような人になりたい」という思いから、今度は海外の自動車整備工場に転職。
プライベートでは登山などの自然が大好きだったため、カナダから帰国後は自然に近い環境で生きていきたいと、2000年に埼玉から長野に移住。
移住後、素晴らしい自然環境の中で農家になる決意をし、まずは農機具メーカーに就職。サラリーマンの傍ら、顧客である農家との日々の対話を通じ、兼業で農業を始める。周りの農家を回って勉強ししながら、地域の耕作放棄地を借り受け徐々に自らの耕作面積を広げる。お米を主力にトウモロコシ、ダイコン、カブ、ニンジンなどの根菜類や、山葵の栽培を行い、3年前に専業農家となる。
地球環境と共生しながら、いかにコストを掛けず、楽に、うまいものをつくるかを目指し、独自の農業を確立している。

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