明るく、楽しい!地球共存型農業学

情報更新日:2019/09/19

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日本のオーガニック≠Organic

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自分の農業のやり方を「〇〇農法」と括られることに抵抗感がある中山さん(そう簡単に決めつけないで欲しい!)。
無肥料・無農薬でお米と野菜を育てていますので、一般的には「有機(オーガニック)農法」に分類されますが、中山さんは日本での「オーガニック」の捉えらえ方については懐疑的です。

「オーガニックとは、環境に負荷をかけずに、できるだけ自然に農産物を育てることであって、『人にやさしい』ことはその一要素に過ぎないんです。オーガニックが結果的に人にやさしく、慣行農法で栽培した農産物と比べて美味しい場合があるだけで、それを目的にするのは本末転倒であり、コンセプトが曲がっていると思います。だから俺は、今の日本のオーガニックは『ファッション・オーガニック』化してると思うんです」

いきなり冒頭からずいぶんと手厳しいですが、中山さんが考える「本物のオーガニック」論、始まります。

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中山智文
長野県上伊那郡南箕輪村/momoGファーム代表

1971年生まれ、埼玉県出身。高校卒業後、自動車整備の専門学校を経て、自動車メーカーに就職。就職後、整備だけでなく自動車の販売にも携わる。その後再び、整備のしごとを通じ「日本だけでなく広く地球を見て、地球人としてどこでも生きていけるような人になりたい」という思いから、今度は海外の自動車整備工場に転職。 プライベートでは登山などの自然が大好きだったため、カナダから帰国後は自然に近い環境で生きていきたいと、2000年に埼玉から長野に移住。 移住後、素晴らしい自然環境の中で農家になる決意をし、まずは農機具メーカーに就職。サラリーマンの傍ら、顧客である農家との日々の対話を通じ、兼業で農業を始める。周りの農家を回って勉強ししながら、地域の耕作放棄地を借り受け徐々に自らの耕作面積を広げる。お米を主力にトウモロコシ、ダイコン、カブ、ニンジンなどの根菜類や、山葵の栽培を行い、3年前に専業農家となる。 地球環境と共生しながら、いかにコストを掛けず、楽に、うまいものをつくるかを目指し、独自の農業を確立している。

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