情報更新日:2019/10/16
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若手農家のゼロから育む恋人参学
野菜の広告塔に。想いが詰まった人参ドレッシング
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若手農家のゼロから育む恋人参学
標高150mの圃場で育つしもみん農場自慢の「恋人参」。冬の寒さを乗り越えて、まるで果物のような糖度を蓄え、生のままでも食べられるほどの甘さに。下宮章寛教授は、自給自足暮生活をベースに新規就農で農業をスタート。心からおいしいと感じる野菜を作る姿は、まるで畑に佇む職人のようです。農業の基礎を忠実に守りながらも、常識にとわられない新規就農者ならではの斬新なアイデアを組み合わせた、若い世代の農業経営とは?
野菜の販売のみならず、加工品まで手がけているしもみん農場。人参嫌いな子どもでも食べられるこだわりの人参ドレッシングは、マルシェやスーパーで品切れ続出の大人気ぶり。今回は、旬の加工品を作り始めたきっかけと背景を伺っていきます。
しもみん農場代表。大学在学中におもちゃ会社にインターンシップとして働いた際、人生に大きな転機が訪れる。1年半もの期間をアシスタントとして社長と近い距離で仕事をした経験から、経営の基礎やビジネスの企業精神を学ぶ。 その後、有機農家として独立するため、埼玉での農業研修へ。研修を経た後に地元の広島へ戻り2016年から夫婦で「しもみん農場」をスタート。 おもちゃ会社に勤務していたときの経験やアイデアからを取り入れながら、無農薬・無化学肥料をベースに基礎に忠実な農業を展開。「恋人参」というブランド名の人参をメインに栽培し、独自のレシピの人参ドレッシングも生産。オンラインショップでも商品を販売しつつ、地域のオーガニックマーケットにも出店している。現在5名のパートを雇いながら農場を運営中。
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