明るく、楽しい!地球共存型農業学

情報更新日:2020/03/23

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商品開発論〜農家だからできる商品開発の6つの鉄則

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中山さんは、長野県上伊那郡南箕輪村で農業を営みながら、売上の約半分を東京で上げています。それでは、農家の誰もが東京に来れば売れるのかというと、そういうわけではないようです。

中山さんが出店する「青山ファーマーズマーケット」へ終了時刻間際に立ち寄ると、売上を上げている出店者もいれば、そうでない出店者もいます。そんなマーケットで、1日で2日分を売り切ってしまい、2日目は出店を取り止めることもあるという中山さん。

なぜ、中山さんの農産物はそんなに売れるのでしょうか?その秘密を解くカギは、品目の選び方にあります。

新規就農者が農業を始める際に必ず問われるのが、「どんな品目を取り扱うのか?」です。誰だってできれば市場競争力のある、利益率の高い品目を選びたいところですが、「適地生産」という言葉もあるように、就農する土地柄に合う品目、合わない品目というものが当然あります。

品質という観点では地域の回りの農家が栽培しているものが一番確実に思えますが、逆に、回りと同じものを新規就農者がつくるということは、差別化・競争力を訴求することが難しくもあります。

そんな中でどのような視点で栽培品目を選び、どのように商品価値を消費者に伝えればいいのか?中山流商品開発には、6つの鉄則がありました。

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中山智文
長野県上伊那郡南箕輪村/momoGファーム代表

1971年生まれ、埼玉県出身。高校卒業後、自動車整備の専門学校を経て、自動車メーカーに就職。就職後、整備だけでなく自動車の販売にも携わる。その後再び、整備のしごとを通じ「日本だけでなく広く地球を見て、地球人としてどこでも生きていけるような人になりたい」という思いから、今度は海外の自動車整備工場に転職。 プライベートでは登山などの自然が大好きだったため、カナダから帰国後は自然に近い環境で生きていきたいと、2000年に埼玉から長野に移住。 移住後、素晴らしい自然環境の中で農家になる決意をし、まずは農機具メーカーに就職。サラリーマンの傍ら、顧客である農家との日々の対話を通じ、兼業で農業を始める。周りの農家を回って勉強ししながら、地域の耕作放棄地を借り受け徐々に自らの耕作面積を広げる。お米を主力にトウモロコシ、ダイコン、カブ、ニンジンなどの根菜類や、山葵の栽培を行い、3年前に専業農家となる。 地球環境と共生しながら、いかにコストを掛けず、楽に、うまいものをつくるかを目指し、独自の農業を確立している。

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