講義の説明

情報更新日:2018/01/10

世界農業遺産の茶草場農法

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古くには神さまが降り立ったという、あわわの山。その山頂に登ると見渡せるのは、180haにもわたる茶園の風景でした。ここは、お茶の名産地、掛川市にある「東山」。今もなお、150年以上にもわたる伝統の製法で緑茶の生産が続けられています。香り豊かで味わい深いこのお茶は「東山茶」として親しまれ、わざわざ車で山を登り、直接買いに来る人が後を絶ちません。

このお茶が地域の人々に親しまれてきたのは、「お茶で生きていく」ことを決めた、東山の人々の努力がありました。2013年には、世界農業遺産の認定も受けたお茶の農法や、絶滅危惧種の動植物も生きる東山の豊かな生態系を、年間を通じて追っていきます。

地域ブランドやコミュニティの作り方に興味のある方に、おススメなこちらの講座。茶園や訪れる人々の心を一つにする、この土地と人々のパワーに迫ります。

 

出典:美しく品格のある邑

杉山敏志
静岡県掛川市/株式会社茶文字の里東山

掛川市「東山茶」のブランドを守り続ける、「株式会社茶文字の里」取締られ役。 150年以上続く茶園の息子として生まれ、広大な茶畑を遊び場に育つ。高校卒業後、家業を継ぎ、茶草を敷くと美味しいお茶ができるという父の教えを守り続けてきた。 お茶の生産に従事しながら、青年部の役員や地域塾の役員を務めるなど、東山の発展とお茶の生産力強化に尽力。2013年、世界農業遺産認定の立役者としても力を発揮。2014年、生産現場を引退してからは、TVや新聞の取材も受ける「東山の広告塔」としても活躍中。 「本当の美味しいお茶の味を知ってもらいたい」という気持ちがパワーの源。今も「東山茶」のブランド化に力を注いでいる。茶畑を回ったり、山のふもとの「いっぷく処」に顔を出し、地域の人たちや、来訪者とのコミュニケーションを取るのが日課。東山の人と自然をこよなく愛する66歳。