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山師の持続可能な地域学

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宮崎市内から車で約2時間半。宮崎県の山奥に位置する美郷町渡川地区で、山師として活動する今西猛さん。全国的に見ても珍しい30代親方として、5人の山師を抱えながら人材育成にも励みます。また、オンラインショップ「渡川山村商店」やコワーキングスペース「若草HUTTE」を営み、山と街を繋げる活動を積極的に行なっています。

なぜ、山と街をつなげるのか?それは、山も街も海もすべて繋がっているからです。実は、山の手入れ不足は災害を生み、豊かな森や海を破壊してしまうこともあるのです。山を守ることは、豊かな生活を守ることにつながるのです。だからこそ、今西さんは山のことを山師だけで考えるのではなく、街に住む人をはじめ多様な人たちと一緒に考え、行動したいと願っています。

山師の仕事は、おじいちゃんの世代が植えた木を切って生業にするもの。今、植樹した木は、孫の時代に受け継がれるという3世代に渡るお仕事です。そんな今西さんは当たり前に100年先の未来を想像しています。脈々と受け継いだ先代の叡智を、私たちの世代はどのように残していけるのか?「持続可能な地域」とは、いったいどんな地域なのでしょうか?

本講義では、今西猛さんの活動の思いや、山の現状を学び、100年後の山づくりたのめに今、できることを考える講座です。

今西猛
宮崎県美郷町/渡川山村商店 代表

宮崎県の山奥に位置する美郷町渡川地区にて、山を手入れし守っていく山師を兄弟で営む。大学を卒業後、保育士として働くなかで、「子育てをするなら自分が育った渡川の環境ほど豊かなところはない」とUターン。祖父、父のあとを継ぎ、林業の世界へ。山と街を繋げるためオンラインショップ「渡川山村商店」、コワーキングスペース「若草HUTTE」を設立。積極的な情報発信に加え、原木オーナー制度やジビエ料理プロデュースなど革新的な事業を展開し、注目される。100年後にも喜ばれる山と森を残すために日々奮闘中。原動力は、嫁と子どもの笑顔。