情報更新日:2019/02/23
- そだてる学科
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100年伝わる”皮ごと”食べれるりんご学
おいしいりんごは健康な木から
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100年伝わる”皮ごと”食べれるりんご学
世の中が凄まじいスピードで変化する中、およそ100年続く松澤農園。代表のみどりさんが、お客様のほとんどがリピーターになるという、皮ごと食べられる安心安全で美味しいりんごを育てるときに大事にしているのは、りんごの木をまるで、”我が子”のように大切に、そして強く育てること。幼少期から成長期、思春期、反抗期と、育て上げるまでに様々な壁をどう乗り越えるのでしょうか?また加工、販売、そして販路開拓、ブランディングを一貫して行う松澤農園に密着します。
80年間りんごを作り続ける松澤農園。長い年月をかけ、りんごと向き合ってきた経験から松澤教授(以下、みどりさん)が少しずつわかってきたことは、「美味しいりんごは健康な木から生まれる」ということだとお話されます。りんごの木にとっての「健康」とはどのようなことなのでしょうか。初回の講義は「りんごの木の健康」についてお伝えします。
昭和41年、長野県小諸市生まれ。“皮ごと食べれるりんご”をキャッチコピーに生産から加工販売まで6次産業を家族で手掛ける「松澤農園」の3代目。大学に進学後、母が病気で倒れ急遽3か月で退学。18歳から実家のりんご農園を継ぐことに。担当するのは加工と営業分野。約100年前に祖父が土づくりからはじめた松澤農園は、土地を開拓してから80年経過する。みどりさんの息子が後を継ぎ、現在は4代目となる。特に生食でも極上のりんごをジュースにしたりんごジュースが大人気である。現在は“第二のふるさと”として松澤農園を訪れる人が後を絶たない。一度訪ねてきた人をほとんどリピーターにしてしまう人間力は、まるでみんなのお母さんである。農林水産省が始めた「農業女子プロジェクト」や小諸市農林課が始めた「KOMORO AGRI SHIFT」プロジェクトにも参加している。
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