小さな蒸留所がつくる米焼酎学

情報更新日:2018/04/09

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【風景が変わる 人の流れが変わる】変化②:地域住民にふるさとの誇りを

只見町で栽培されたお米でつくっている「米焼酎ねっか」。そもそもは、「只見のお米をブランド化したい」というお米農家たちの想いから始まりました。とは言え、蒸留所はない、米焼酎づくりのノウハウもない、資金がふんだんにあるわけでもない——。それでも、地域には、お米、古民家、そして、人という“宝”がありました。ねっかは、そうした地域資源を最大限に活かして、米焼酎づくりを進めています。“ないものねだり”ではなく、“あるもの探し”。それが、 ねっかの米焼酎づくりの大きなポイントです。
地域住民たちは、ねっかの酒造りに希望と誇りを感じています。地域の特産や仕事に対する希望と誇りは、地域への愛着にも繋がっています。

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脇坂斉弘
福島県南会津郡只見町/合同会社ねっか・奥会津蒸留所ねっか

福島県内にある日本酒蔵の元・蔵人。その酒蔵に酒米を卸していた米農家たちと5人で2016年7月に合同会社「ねっか」を設立。メンバーは月1回「ニッカの会」を開くほどウイスキー好き。「いつか地域でウイスキーを造ろう」「地域のお米をブランド化したい」というメンバーたちの強い思いを受けて、ウイスキーと同じ蒸留酒の米焼酎造りをスタート。建築現場監督、日本酒蔵人という経歴と人柄、そして“アツイ”メンバーたちによって、日本一小さな蒸留所は地域を牽引する存在に。米焼酎を起点とした地域の仕事づくり、特産品づくり、風景づくりも目指している。

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